【木造】
こんばんは。
はーとクローバーハウスの星野です。
子供の頃、地震・雷・火事・親父と良く言っておりましたが、どれも怖いですね!
今日1月22日で新潟県糸魚川市の大規模火災から1ヶ月が経ちました。
あれだけ大規模な火災にもかかわらず一人も死者が出なかったことは、糸魚川市の住人の方々の日頃からのつながりがあってこその結果ですね。
まだまだ普及には時間がかかると思いますが、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。
弊社は木造住宅を作っております。
木は火に弱い!とお思いの方も多いと思います。
ですが、実は木材が燃えることは短所でもあり長所でもあります。
木は燃えると最終的に二酸化炭素と水と灰分(ミネラル)になります。
不完全燃焼は別として、木材は燃焼により毒性の強い物質を生成しません。
材料としては非常にクリーンです。
木材は火炎にさらされても直ちに着火、燃焼することはありません。
実は、木材が燃える際にはこのようなメカニズムになっているのです。
密度にもよりますが、280℃くらいで燃えだします。
そして炭化とはこのような状態を言います。
炭化すると炭化面が酸素の供給を阻止するとともに、内層への熱を遮断してくれます。
これにより、木材の芯まで燃えつきるまでの時間が長くなります。
その結果、建物が火災により倒壊するまでの時間はきわめて長くなります。
こうして見ると意外にも木が火に強いことがお分かりかと思います。
ですが、就寝前、お出かけ前には火の元の確認は忘れずに行いましょう(^O^)/