こんにちは!はーとクローバーハウスの米山です。
5月も中旬を迎え、そろそろ五月病を訴える人が増え始める時期ですね…!
新年度の4月に環境が変わり、何かと気苦労の多い1カ月間を過ごし、5月の連休が明けた頃からその疲れが出てしまう――。
国民病とされるこの病気、実は社会の仕組みに起因する日本独自の病のようです。
医学用語には、五月病というものはありません。精神医学の診断に当てはめるのであれば、適応障害ということになります。
新しい環境に順化しようとして頑張り、ちょっと頑張りすぎで疲れてしまったような状態です。
では、海外にも五月病のような病はあるのでしょうか?
韓国では、3月頃に五月病に似た症状に苛まれる人々が見られます。
五月病と異なるのは、新陳代謝機能の変化も原因のひとつとして挙げられる点です。
新陳代謝機能は冬の間は低下していますが、春になり、気温が上がるにつれて活発になっていくといいます。
その際、生理的に不安定な状態になり、疲労感を覚えるということです。
アメリカには五月病に似た症状として、
冬休み休暇明けの1月に「January blues」
夏休み明けに「September blues」があります。
多くのアメリカ人は家族と共にクリスマスを過ごして、お正月を友だちなどとパーティーをして迎えるので、
1月の仕事始めや新学期を迎える際に憂鬱になる事が多いようです。
「January blues」はアメリカ以外にも、クリスマス休暇を重視するイギリスなどの国ではよく見られる症状です。
陽気なイメージがあるブラジルでも、クリスマス休暇明けは憂鬱な時期。
五月病のような名前はありませんが、1月中旬から2月にかけては人々の気分が落ち込み、経済が停滞します。
またブラジルらしいのが、サンバカーニバルが終わる2月後半から3月にかけて“カーニバルロス ”があることです。
名前や時期は違うものの、海外でも五月病のような症状はあるようです。
では、五月病になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?
ひとつの方法として、自分が今どのくらい疲れているのか、意識してみることがいいようです。
疲れをとることも仕事のうちと考えられれば、休みの日はしっかり休息をとり、一定のパフォーマンスを継続できます。
まさに今お悩みの方は、ぜひお試しください!