こんにちは!はーとクローバーハウスの米山です。
10月17日、今日は「貯蓄の日」です!
なぜ10月17日が「貯蓄の日」なのかというと、10月17日が神嘗祭(かんなめさい)が
開催される日であることが由来となっています。
神嘗祭とは宮中行事であり、天皇がその年の新米を伊勢神宮に供える祭事となっていて、
お金が勤労の収穫であるということから、お金を大切にする日だとされています。
「貯蓄の日」については日本銀行貯蓄増強中央委員会(現在の金融広報中央委員会)が
1952(昭和27)年に発足された際に制定され、翌年から実施されている記念日となります。
マイホーム計画のために貯蓄をしている方もいらっしゃるとは思いますが、
実はお金にも寿命があるということを知っていましたか?
1万円札については寿命は4~5年ほどとなっていて、
千円札や五千円札の寿命が1~2年なのに比べて長くなっています。
これは千円札や五千円札に比べて1万円札の使用頻度が低いからなのですが、
そもそも使えなくなってしまった1万円札がどのように処分されるかをご存知でしょうか?
実はヨレヨレになって使えなくなってしまった1万円札については、
日本銀行の地下施設で廃棄処分にされているんだそうです。
1万円札を処分する順序としては、まずは1万円札の真ん中に大きな穴が3つ開けられるそうで、
この穴が空いていることによって1万円札が無効になったということを表します。
その後はパルパーという巨大な装置の中で液体のようになるまで溶かされて、
脱水機にかけた後に残ったカスが回収されます。
その余ったカスについては再生紙の原料として使われますが、
品質はとても悪く段ボールや卵ケースの中に敷いてある紙ぐらいしか使い道がないそうです。
1万円で作られた段ボール…なんだか夢があるようなないような話ですね!