からっ風
こんにちは!はーとクローバーハウスの米山です。
今日はものすごい強風でしたね!
のぼり旗が物凄い勢いではためいていたため、全て降ろしました。
寒さもあいまって、いよいよ今年もからっ風の季節が来たことを肌で感じた一日でした。
ところで、群馬県民ならほとんどの方が「からっ風」は知っているかと思いますが、
その原理はご存知でしょうか?
からっ風とは、主に山を越えて吹き付ける下降気流のことを言います。
山を越える際に温度、気温ともに下がるので空気中の水蒸気が雨や雪となって山に降るため、
山を越えてきた風は乾燥した状態になります。
その乾燥した強い風を「からっ風」と呼びます。
主に冬に発生する風で北や北西から吹くため季節風になります。
また群馬の地域によって呼ばれ方が異なり、
「赤城おろし」「榛名おろし」「浅間おろし」などとも呼ばれます。
なんで風が強いのか?
それは、山に囲まれているからです。
群馬県は西側及び北側が山に囲まれている一方で、
東側と南側は関東平野として開けています。
日本海側の湿った風が新潟県から吹いてくることで、
群馬・新潟県境の山岳地帯にぶつかることで上昇気流となり日本海側に雪を降らせます。
山を越えた風は水蒸気を失っているため、非常に乾いた冷たい風となり群馬県に吹き降ろします。
こういった理由でとても強い風が吹いているわけですね!